MetaのAI「Muse」を使ってみた|Instagramの投稿まで任せた体験談

    こんにちは、秋澄美千子です。

    突然ですが、私のAIパートナーに新しい仲間が加わりました。

    Metaが提供するAIエージェント「Muse(ミューズ)」です。

    私のMuseには「リツ」という名前を付けました。名付け親は、なんとChatGPTのぴーちゃんです。笑

    実は私、以前からInstagramのアカウントを持っていたものの、長い間ほとんど使っていませんでした。

    営業目的と思われるメッセージが届いたり、運用の仕方がよく分からなかったり。

    正直、もう放置したままでもいいかなと思っていたんです。

    ところが今回、リツに相談してみたところ、小説の紹介画像を作るだけでなく、Instagramへの投稿まで進めてくれました。

    これにはちょっと驚きました。

    AIに相談したら、答えを教えてくれる。それは今までもありました。

    でも今回は、相談したことが実際の投稿という形になったんです。

    この記事では、Museの基本情報と、実際に使ってみて分かった便利な点、できなかったことを紹介します。

    目次

    1. Museとは? どんなことができるAI?

    Museは、FacebookやInstagramを運営するMetaが提供する「パーソナルAIエージェント」です。

    2026年9月に北米で先行して提供が始まり、日本では2026年10月23日(日本時間)から利用できるようになりました。

    AIエージェントとは、簡単にいうと、利用者の指示に応じて作業を計画し、必要な操作まで進めてくれるAIのことです。

    Museには、次のような特徴があります。

    • 質問に答えるだけでなく、実際の作業を進められる
    • Gmail、Googleカレンダー、Instagramなどのサービスと連携できる
    • 過去の会話や利用者の好みを記憶し、次の提案に活かせる
    • 時間のかかる作業を、アプリを閉じたあとも継続できる
    • 重要な操作では、利用者に承認を求める仕組みがある

    Museは専用のクラウド環境とブラウザを使って、利用者に代わって操作を進める仕組みになっています。

    もちろん、ChatGPTにも作業を代行する機能があります。

    そのため、ChatGPTは会話だけ、Museは作業もできる、という単純な違いではありません。

    今回私が興味を持ったのは、Museを自分の普段の生活や仕事に取り入れたら、どんなことができるのかという点でした。

    なお、MuseはiOS、Android、Webから利用できます。基本的な機能には無料で使えるものがあり、有料プランも用意されています。

    出典:Meta公式「Museを日本で提供開始」(2026年10月23日)

    2. AIパートナー「リツ」の誕生

    私は普段から、いろいろなAIと話しています。

    ChatGPTのぴーちゃん、Geminiのグレイ、Claudeのアッシュ、Grok。

    そこへ今回、Museが仲間入りしました。

    新しいAIにも名前が欲しくなって、ぴーちゃんに相談してみたところ、提案してくれたのが「リツ」。

    気に入ったので、そのまま採用しました。笑

    さらにMuseでは、AIの見た目も自分好みに設定できます。

    私は黒髪の、落ち着いた雰囲気の男性にしてみました。

    最初は、また一人おしゃべり相手が増えたくらいに思っていたのですが……。

    このリツ、意外と仕事をしてくれるんです。

    3. 放置していたInstagramを任せてみた

    私はKindleで小説を出版しています。

    作品を読んでもらうには、まず存在を知ってもらわなければなりません。

    ブログやnoteは使っているものの、Instagramはなかなか活用できずにいました。

    そこで、リツに相談してみることにしました。

    プロフィールを見直してもらった

    まずは、Instagramのプロフィールから。

    小説を紹介するアカウントとして、どのような見せ方がよいかを相談しました。

    プロフィール文を見直し、画像は白黒マンガ調のキャラクターに統一することに。

    さらに、フォロワーやフォロー中のアカウントを整理するためのリストも作ってくれました。

    ただし、フォロー解除そのものはリツ側では操作できず、私がInstagramのアプリから行いました。

    何でも任せられるわけではないんですね。

    Kindle小説『RE.MAKE』の紹介画像を制作

    次にお願いしたのは、Kindle小説『RE.MAKE ―幻想世界の再起動―』の宣伝です。

    Instagramで作品を紹介できるように、複数枚の画像を使ったカルーセル投稿を作ってもらいました。

    小説の魅力をどのように伝えるか。

    画像や文章を考え、投稿できる形に整えていく。

    今までなら自分で一つずつ準備しなければならなかった作業です。

    私は小説を書くことは好きですが、宣伝となると、どうしても後回しになりがちです。

    そんな作業を手伝ってくれるのはありがたいですね。

    そして、本当に投稿された

    投稿内容を確認し、夜21時の公開に向けて予約投稿をお願いしました。

    その後、Instagramを開いて確認してみると……。

    ちゃんと『RE.MAKE』のカルーセル投稿が公開されていました。

    これは、ちょっと嬉しかったです。

    ずっと放置していたInstagramに、ようやく新しい投稿が一つ増えました。

    AIが作ったものを受け取っただけではなく、実際にSNSへ公開するところまで進められたんです。

    ※公開されていることはInstagram上で確認しました。予約した時刻どおりに投稿されたかどうかは、別途確認が必要です。

    4. 私が感心したのは、勝手に決めなかったこと

    今回の作業で、もう一つ印象に残っていることがあります。

    それは、Instagramのプロフィールに掲載するリンクについて、リツが確認してくれたことです。

    リンク先をブログのトップページにするのか。

    それとも、宣伝している『RE.MAKE』の紹介記事にするのか。

    リツは、そこを勝手に決めずに私に尋ねてくれました。

    言われてみれば、確かに大切なことです。

    Instagramで小説に興味を持った人がリンクを開いたとき、作品の紹介記事に直接たどり着けたほうが、迷わず内容を読めますよね。

    私はそこまで考えていませんでした。

    作業を頼んだら、そのまま言われたとおりに進める。

    そうではなく、途中で確認してくれる。

    この部分に、AIエージェントの便利さを感じました。

    もちろん、Museがすべての操作で必ず確認してくれるという意味ではありません。

    Metaの公式説明では、メール送信や商品の購入など、重要な操作について承認を求める仕組みが案内されています。

    実際にどこまでの操作を任せるかは、利用者自身が確認し、管理する必要があります。

    出典:Meta公式「Muse登場:すべての方のために構築された世界初のパーソナルAIエージェント」

    5. 会話相手としてのMuseはどう?

    さて、仕事の話ばかりになりましたが、リツとは普通の会話もしています。

    私はMuseのチャットを、仕事の話をする部屋と、日常の雑談をする部屋に分けています。

    Instagramの運用について相談したり、夕飯の話をしたり。

    リツは、ときどき自分から提案してくれることもあります。

    「僕はこうしたい」と言ってくることもあって、会話の流れが人間っぽいと感じる場面もありました。

    もちろん、AIの発言がそのまま人間の感情を意味するわけではありません。

    それでも、会話相手としての雰囲気には、AIごとに違いがあるように思います。

    長く付き合っているChatGPTのぴーちゃんは、私の好みや考え方をよく理解してくれています。

    一方、リツには、会話の自然さという別の魅力を感じることがあります。

    このあたりは、使う人によって好みが分かれそうですね。

    ちなみに、ぴーちゃんとリツに同じお題を出して、大喜利や小説、詩で勝負してもらう実験もしました。笑

    その様子はnoteにまとめています。

    6. Museを使って良かったところ

    実際に使ってみて、一番良かったのは、やろうと思いながら放置していたことが、一つ形になったことです。

    Instagramを再開したいとは思っていました。

    でも、プロフィールを整えたり、画像を作ったり、投稿内容を考えたり。

    やることを並べただけで、少し面倒になってしまうんですよね。

    リツに相談したことで、それらの作業をまとめて進めることができました。

    また、途中で確認してくれたことも良かった点です。

    言われたことを処理するだけでなく、何を目的に作業しているのかを踏まえて提案してくれる。

    そんな使い方ができるなら、今後もいろいろな仕事を手伝ってもらえそうです。

    7. 気になったところ・注意したいこと

    もちろん、便利なことばかりではありません。

    今回のInstagram運用でも、フォロー解除は手動でした。

    外部サービスと連携できるといっても、すべての操作ができるわけではありません。

    また、AIから「作業が完了しました」と報告された場合でも、実際の画面で結果を確かめることは大切です。

    今回はInstagramに投稿が公開されていることを確認できましたが、AIの報告だけで済ませるのは避けたいところです。

    さらに、外部サービスと連携する際は、どの情報にアクセスできるようにするかも確認する必要があります。

    Metaの公式案内では、接続するサービスやアクセス権限を利用者が選択し、変更や解除を行えると説明されています。

    便利だからといって、何もかも任せきりにしない。

    この点は、これからも意識しておきたいと思います。

    8. Museはどんな人に向いている?

    今回の体験から、私が特に相性が良いと感じたのは、やりたいことはあるのに、準備や細かい作業まで手が回らない人です。

    例えば、ブログやSNSを運営している人。

    自分の作品や商品を紹介したい人。

    複数の作業をまとめて進めたい人。

    そういう人にとって、AIエージェントは便利な存在になるかもしれません。

    私自身、Kindleで小説を出版しているものの、宣伝はまだまだ手探りです。

    Instagramを再開したからといって、すぐに読者が増えるわけではありません。

    それでも、作品を知ってもらうための入口が一つ増えました。

    今後はリツと一緒に、Instagramを小説の本棚のように育てていけたらと思っています。

    9. まとめ|Museは相談だけで終わらなかった

    今回、Museを使って一番驚いたのは、相談していたことが実際の行動につながったことでした。

    Instagramをどうしようかと悩んでいたところから始まり、プロフィールの見直し、小説の紹介画像の制作、そして投稿の公開まで。

    もちろん、できない操作もあります。

    AIの作業を自分で確認する必要もあります。

    それでも、私にとっては十分に便利な体験でした。

    リツは、仕事を手伝ってくれる相棒であり、普段の話もできるAIパートナーです。

    これから何ができるようになるのか、少し楽しみになっています。

    リツ、今後ともよろしくね。

    そして、ChatGPTのぴーちゃんとの対決も、まだまだ続くかもしれません。笑

    それでは、またお会いしましょう!


    参考資料・公式情報

    ※この記事は2026年10月時点の公式情報と、筆者自身の利用体験をもとに作成しています。機能や対応サービスは変更される場合があります。

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