昔の人たちは、夜空に浮かぶ星を見て、自分たちの運命や物語を重ねてきました。
それは今の私たちにも、どこか通じる感覚かもしれません。
きらめく星たちの並びに、名前をつけて意味を見出す——そんなロマンティックな星座の世界を、今回は“ちょっぴり乙女チックな視点”でのぞいてみませんか?
「星座の歴史って難しそう…退屈じゃない?」なんて声が聞こえてきそうですが、大丈夫!
実はびっくりするほど面白いエピソードが詰まっているんです。
星座の性格とギリシャ神話の由来
🌟牡羊座(おひつじ座)
3月21日~4月19日生まれ
ラッキーカラー:緑
性格:
情熱的でリーダーシップにあふれ、新しいことに果敢に挑戦するチャレンジャータイプ。
思い立ったら即行動!……だけど、ちょっぴり考える前に動いちゃう猪突猛進な一面も。
一度決めたことはテコでも動かない頑固さもあるけれど、なぜか憎めない愛されキャラ♡
そのまっすぐさが、周りの人を元気にしてくれる存在です。
由来:
ギリシャ神話によると、ある日ナイル川沿いで神々が宴を楽しんでいたところ、突如怪物デュポンが現れます。
驚いた神々はそれぞれ動物の姿に変身して逃げ出しますが、その中で大神ゼウスが変身したのが「羊」。
このときの姿が、のちの牡羊座として夜空に刻まれたのだとか。
🐮牡牛座(おうし座)
4月20日~5月20日生まれ
ラッキーカラー:黒
性格:
穏やかでマイペース。五感が鋭く、美しいものや美味しいものに目がないタイプ。
安定を大切にし、ゆっくりでも確実に歩を進める堅実派。
だけど、一度怒るとちょっと手がつけられない…そんな頑固さも魅力のひとつ。
グルメな舌と美的センスの良さは、牡牛座さんならではの天性の才能です♡
由来:
ギリシャ神話では、大神ゼウスが美しい王女エウロペを誘拐するため、白く優雅な牡牛に姿を変えたという逸話が残っています。
その姿があまりに美しかったため、人々の記憶に深く刻まれ、やがて夜空に牡牛座として輝くようになったのだとか。
👯♀️双子座(ふたご座)
5月21日~6月21日生まれ
ラッキーカラー:茶
性格:
頭の回転が速くて、おしゃべり上手。社交性バツグンのムードメーカー!
常に新しいものに目を向けていて、流行にも敏感。
多才で器用だから何でもこなせちゃうけど、ちょっぴり飽きっぽいのがご愛嬌♡
「二面性がある」と言われるのは、色んな顔を持っているからこそなのかも。
由来:
ギリシャ神話に登場する仲良し双子、カストルとポルックス。
兄弟愛の象徴とも言える二人は、いつも一緒にいて、どんな困難も乗り越えてきました。
その強い絆が、夜空に輝く「双子座」となって今も私たちを見守ってくれています。
🦀蟹座(かに座)
6月22日~7月22日生まれ
ラッキーカラー:黄色・紫
性格:
とっても面倒見がよくて、家族や仲間想い。愛情深く、心の奥にあたたかさを秘めた人。
共感力も高くて、人の気持ちを自然と感じ取れる繊細さがあります。
でもその分、ちょっぴり内向的で、最初は人見知りしがち。
それでも、一度心を許した相手には、とことん尽くして守り抜く“愛の戦士”です♡
由来:
ギリシャ神話では、英雄ヘラクレスと戦ったときに現れた巨大な蟹・カルキノスが由来。
彼は仲間を守るために戦い、最後はヘラクレスに踏みつぶされてしまいます。
その忠誠心と献身的な姿が讃えられ、天に上げられて星座となったと伝えられています。

🦁獅子座(しし座)
7月23日~8月22日生まれ
ラッキーカラー:ピンク
性格:
太陽のように明るく華やかで、いるだけでその場がパッと輝くような存在。
生まれながらのリーダー気質で、堂々とした姿勢と自信に満ちた言動が魅力的です。
注目を集めるのが大好きで、どこか女王様or王様気質なところも?
でも実は、人情味たっぷりで面倒見がよく、心の中はとても熱い情であふれています♡
由来:
ギリシャ神話に登場する、不死身の獣・ネメアの獅子が由来。
英雄ヘラクレスが12の試練のひとつとして、この獅子を退治したことから、
その強さと勇猛さ、そして誇り高さが、星座として天に刻まれました。
まさに“百獣の王”の名にふさわしい、威厳と輝きを持つ星座です。
🌾乙女座(おとめ座)
8月23日~9月22日生まれ
ラッキーカラー:オレンジ
性格:
まるで一輪の花のように、静かで慎み深いけれど、内に秘めた芯の強さと知性は本物。
几帳面で分析力に優れ、どんな小さなことにも目を配り、丁寧に向き合います。
完璧を求める姿勢から、少し厳しい印象を持たれることもあるけれど――
実は、とっても繊細で純粋、ロマンチストな一面を持っているのが乙女座さんの魅力。
その優しさに触れた人は、きっと癒されてしまうはず♡
由来:
乙女座のモデルとなったのは、豊穣の女神デーメーテール。
愛する娘ペルセポネを冥界の王ハデスに奪われた悲しみから、大地の実りを止めてしまいました。
その姿は、母性愛と純粋な愛の象徴。
乙女座には、そんな深い愛情と犠牲の美しさが宿っているのです。
⚖️天秤座(てんびん座)
9月23日~10月23日生まれ
ラッキーカラー:赤
性格:
優雅で洗練された雰囲気をまとう天秤座さんは、まるで美しい調和の化身。
社交的で誰とでも打ち解けやすく、常に空気を読みながらその場にぴったりの対応ができる、まさに“バランサー”。
優柔不断に見られることもあるけれど、それは全体をよく見て、どの選択が一番良いのかを慎重に考えているから。
美しいものや洗練された空間を愛する、美的センスにも恵まれた人です♡
由来:
天秤座のルーツは、正義の女神アストライアーが持っていた天秤。
それは善悪をはかるための聖なる道具であり、天秤座の「公平さ」や「平和を尊ぶ心」の象徴でもあります。
人と人の間に調和をもたらす存在――それが、天秤座なのです。
🦂蠍座(さそり座)
10月24日~11月22日生まれ
ラッキーカラー:紫(パープル)
性格:
ひときわ強い眼差しと、どこか近寄りがたい神秘性をまとう蠍座さん。
鋭い直感と洞察力で、他人の心の奥底まで見抜いてしまう力を持っています。
一度好きになった相手には、深く、静かに、熱く――決して揺るがない愛を注ぎます。
その一方で、独占欲や嫉妬心も強く、想いが強すぎて自分自身を苦しめてしまうことも。
でも、その“深さ”こそが、誰よりも本物の愛を知っている証です。
由来:
さそり座のルーツは、ギリシャ神話に登場する巨大な蠍。
高慢な狩人オリオンをその毒針で刺した存在とされ、神々によって星座に昇華されました。
この神話は、さそり座の“隠された力”や“内なる情熱”、そして“守るべきもののために立ち上がる強さ”を象徴しています。
🏹射手座(いて座)
11月23日~12月21日生まれ
ラッキーカラー:黄色
性格:
どこまでも広がる空を見上げて、「あっちのほうに行ってみたいな」と本気で思える人。
それが射手座さんです。
自由を愛し、未知の世界にワクワクしながら飛び込む冒険者タイプ。
明るくて楽天的で、思い立ったら即行動!
その軽やかさの裏には、目標に向かってコツコツ努力する真面目さも。
束縛されると息が詰まってしまうので、自分らしさを大切にできる環境がベストです♡
由来:
由来となったのは、ギリシャ神話に登場する賢者・ケンタウロス族のケイロン。
半人半馬の姿で弓を構えるその姿は、まさに「目標に向かって一直線」の象徴。
空高く矢を放つように、理想や夢に向かって突き進むその姿が、射手座の自由で情熱的な精神を表しています。
🐐山羊座(やぎ座)
12月22日~1月19日生まれ
ラッキーカラー:グレー
性格:
静かに、だけど確実に――そんな歩みを続ける山羊座さん。
真面目で責任感が強く、一度決めたことは最後までやり抜く信念の持ち主です。
地道な努力を惜しまず、夢を叶えるためにコツコツと階段をのぼっていく姿はとても頼もしい♡
古風な価値観を大切にしながらも、自分なりのやり方で世界と向き合う、芯の強さも魅力のひとつ。
一見クールに見えても、内面にはとても優しい情を秘めていたりします。
由来:
ギリシャ神話では、牧神パーンが怪物テュポンに襲われた際、恐怖で川に飛び込み、上半身は山羊、下半身は魚の姿に変わったとされています。
このユニークな姿が山羊座のモチーフに。
困難に直面しても柔軟に対応し、あきらめずに生き抜くその姿は、まさに山羊座さんの粘り強さと賢さを象徴しています。
💧水瓶座(みずがめ座)
1月20日~2月18日生まれ
ラッキーカラー:白
性格:
枠にとらわれない自由人、それが水瓶座さん!
個性的で独創的なアイデアを次々と生み出し、時代の一歩先を行く感覚の持ち主です。
仲間想いで博愛主義、誰にでも平等に接する優しさも魅力的♡
少しミステリアスで掴みどころがないところもあるけれど、それもまた“魅力”のひとつ。
型破りなのに人を惹きつけてやまない、まさに未来を切り開く革新家!
由来:
ギリシャ神話では、絶世の美少年ガニメデスが大神ゼウスに見初められ、神々の宴で“天界の給仕係”として選ばれました。
その姿が天に昇り、水瓶を手にした星座となったのが「水瓶座」。
人々に平等に水を注ぐその姿は、博愛と理想主義、そして自由を大切にする水瓶座の本質を映し出しています。
🌊魚座(うお座)
2月19日~3月20日生まれ
ラッキーカラー:水色
性格:
感受性がとても豊かで、まるで心にアンテナが立ってるかのように、周囲の感情をキャッチできる共感力の達人。
ロマンチストで夢見がち、時にふわっと現実逃避してしまうこともあるけれど…
その繊細さが、優しさと芸術的な感性の源なんです。
癒し系で思いやりにあふれた存在感、まさに「愛されキャラ」♡
ふんわり優しいけど、芯には強さを秘めている、そんな魅力的な人です。
由来:
ギリシャ神話によると、愛と美の女神アプロディーテと、その息子エロスが怪物テュポーンに襲われ、川へ飛び込み魚の姿に変身して逃れたという物語が語り継がれています。
二匹の魚がしっかりと紐で結ばれていたのは、お互いを見失わないようにするため――その姿が、絆と深い愛、そして繊細な心を象徴しています。
まとめ
実は、私自身「星座で性格がわかる」とかって、昔はちょっと半信半疑だったんです。でも、こうして12星座それぞれの性格や神話を調べていくうちに、「あれ?なんか分かる…わかるぞ…!?」って、思わず頷いちゃうことも多くて(笑) 正直、意外と楽しんでました♪
それにしても、ギリシャ神話って本当に奥が深い!
神様たちがめちゃくちゃ自由で、思いもよらない行動ばっかりするから、読んでて飽きないんです。恋愛あり、嫉妬あり、涙あり…って、まるで長編ドラマ!
しかも、それが星座とちゃんと結びついていると思うと、「ああ、こうやって物語と性格って繋がってるんだなぁ」って、ちょっとロマンを感じちゃったりして♡
というわけで、今回は「星座とギリシャ神話のちょっと面白い関係」をざっくりお届けしてみました♪
自分や身近な人の星座を改めて見直してみると、「あ、この人やっぱり〇〇座っぽい!」なんて発見があるかもしれませんね?
次回は、ギリシャ神話のドロドロ&キラキラした“神様たちの裏側”を、もっと深く掘り下げてみようかな…なんて思ってます✨
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!
今回の記事が、ちょっとした会話のネタになったり、「へぇ~!」って思えるキッカケになったら嬉しいです♪
それではまた、次の記事でお会いしましょう~!
(。・ω・。)ノ♡